ジビエキッチン・貴重な鹿の生肉で作る鹿ハムと干し肉とただの焼肉 [ Gibier Kitchen : The deer ham , Deer jerky and Hand cream made from deer oil. ]


猟期も終わりに近づいた2月某日のことです。
貴重な鹿の生肉をいただきました。
冷凍をいただくことは度々ありましたが「生肉」は猟期ならでは!
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はてさて、前足1本と後ろ足1本を頂いてきたのですが、
我が家の狭いキッチンにはオーバースペック過ぎる肉のカタマリです。
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うーん、、、
考えててもしょーがないので解体するシカあるまい、、、シカだけに!
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どーやって切ったらいいの?と聞いてはみたものの、
「なんとなく1ブロックづつに分かれてるからとりあえず切ってみろ」
というザックリとしたアドバイスしかくれないハンター先輩達、、、
こんな感じでいいのかなぁ???
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「生肉はとにかく旨いんでシンプルに焼いて喰えばいい」そうです。
ほんじゃ、焼きましょう、焼くだけなら得意です。
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あぁ〜たしかにうまい!
その他、しゃぶしゃぶにしてポン酢で食っても旨いとのことですが、
そんなにいっぱい食べれません!!!
鹿の生肉もらったらとりあえず焼いて喰う、これは最高です。

[ 鹿の脂でハンドクリームを作りたい ]
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ハンター先輩から教わった鹿脂の保湿クリームのお話。
鹿の脂はおどろくほどに無臭で、そのうえとっても良いハンドクリームになるそうな。
では、脂を回収しようじゃないですか!
骨を煮て翌朝スープに浮いた脂を回収するだけ!とのことなので煮ましょう。
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アクを根気よく取りのぞきながら、コトコトと煮込みます。
・・・なんがか浮いてる油が少ないのですが・・・回収できるのでしょうか?
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翌朝です。
おーい!ほとんど脂が浮いていないじゃないですかー!!!
しょーがないので少ない脂を回収したのち、骨つき肉をしゃぶっておしまい・・・

[ 鹿モモ肉のハム ]
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せっかくの生肉を柔らかく美味しく食べるためにハムにしてみましょう。
鶏ハムを作った時の要領で鹿モモ肉のハムを作ります。
まずはハーブソルトをにくにまんべんなんくまぶします。
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鹿肉とオリーブオイルをジップロックの中に入れてよく揉みます。
その後、冷蔵庫で24時間寝かせます。
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クーラーボックスの中に熱湯を注ぎ、その中にジップロックごと肉を沈めます。
「おいしくなーれ」の魔法の言葉も忘れずに。
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クーラーボックスをタオルでくるんで保温しながら一晩置いておきます。
夜8時から翌朝6時まで寝かせました。
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翌朝、クーラーボックスの中から鹿肉をとりだします。
このとき、肉がギュッとしてればできあがり、ぐにゅっとしていると加熱不足です。
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鹿ハムができあがっていました。
これはうまいです。
高級なオリーブオイルを垂らしたり、粒マスタードをつけて食べても合いますよ。

[ 鹿の干し肉 ]
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寒い時期だったら干しておくだけで保存のきく「干し肉」ができあがるとのこと。
うまく出来上がれば、水分が抜けて旨味がギュッと凝縮されるんだとか。
干し網なんていう便利なものは持っていないので、こーやってテキトーに干してみます。
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作り方は肉の表面にしこたま塩をこすり付けておくだけだそうです。
塩分がどんどん肉の中の水分を排出させています。
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2週間ほど放置しておいたらこんな風になりました。
できあがっているのだろうか?成功なのだろうか?
表面にカビが生えてても、それを削いでだし汁用の鹿節になるからOKだそうですよ。
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北海道帰りの友達にもらったエゾ鹿ジャーキーと食べ比べてみようかな・・・
と思ったけど、そのまま放置中・・・
わたしの作った鹿の干し肉は成功だったのか失敗だったのか真相は闇の中です。

[ おすそ分けした鹿肉の行く末 ]
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後ろ足から解体作業にかかったわたしは途中で力尽きて前足を嫁に出すことにしました。
そして嫁に行った前足は暖炉のある素敵なおうちのご主人によってトロットロになるまで
じっくりと煮込まれて口に入れただけで鹿肉がほどけていくような極上のシチューに
なったのだそうです(わたしもその状態の鹿肉料理が欲しかった!笑)
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写真だけが送られてきましたとさ。
こんなん、見た目だけで最高に旨そうなの分かるじゃん!おしまい。
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