里山暮らしとは何か、自然とは何か、ヒトとは何か。考えたってしょうがないので黒猫と楽しむ田舎暮らし。


逃げる猫を追って。
逃げないでクロ。
そういえば、歴代うちの猫はクロと呼ばれている、黒くない猫も全部。
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あの時、猪の皮剥きと一緒に送って研いでもらった鉈だ。
美しく研ぎあがっていた。
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真竹の先を尖らせるために使おうと提案したが、もったいないという理由で断られた。
いい道具を使え、という父にしては珍しい。
要するにわたしが使うとまた刃を欠かすから使うなということらしい。
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ちなみに玄関脇に置いてあるこの大きなカメには、
クロのエサが入っている。
猫の力では動かせない父の手作りの重いフタがドッシリとエサを守っている。
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朝一で真竹を取ってきた父が竹を採寸していた。
切りそろえるというにはバラバラすぎるほどにノコギリで竹を切っていた。
採寸したのになぜだろう?
竹の中に水がたまって腐ってしまわないように節の部分で切るのだそうだ。
こんなことさえ思いつかない自分は果たして山で生きていけるのだろうか、と思った。
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真竹はきれいに結わえられた。
きょうはキュウリのタナを作る。
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ふたりいれば作業は格段に早い。
竹で作ったタナは美しい。
池の向こうに見えるのはわたしがかつて通った保育園。
いまはもう廃園になった。
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ジャガイモは畝を作って植えてはいけない。
ジャガイモの生長にあわせて土をかけてやる必要があるからだ。
地面の直下に芋ができあがり日光に当たると芋は青くなり不味くなる。
ジャガイモの生長と共に畝ができあがっていくのが良い育て方。
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畑のわきにミントが茂っていた。
これも雑草だが、他の雑草が生えない、虫が寄り付かないという理由で
畑のわきに植えられている。
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せっかくなのでミントの新しい葉を摘んでミントティーにしてみた。
こんなにぱっぱ入れなくてよかったな・・・苦ッ。
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キュウリの苗にはもう小さいキュウリができていた。
葉っぱを喰うオレンジ色の虫をつぶす。
食べ物を作るということは他の生き物との戦争であり、
草で覆われていた自然から草を引っこ抜き人間に都合の良い植物を植えるということ。
鯨やイルカを保護するだけでは人間は生きていけない。


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リトルフォレストを見た勢いで書いたに違いない!と気づいたあなた、大正解。
こんなに丁寧には生きられないけれど、こうやって生きたいものです。
だって人生は思っているよりもずっとずっと短いから。
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