物の価値は使っている人で決まるということ。[ Where is it made? Vol.3***Do you want it made in Japan? I think... ]

「どこの国の?」
というはなし、その参です。


日本のユニクロが売れてないったらありゃしないそうです。
ホントですか?
年末にショッピングモールの中に入ってるユニクロをチラ見したら、
もんのすごい人でしたけど、それでも売れていないんですか?
ということは、今までどんだけ売れていたんですか!ということですか。

今年は暖冬だそうで、アパレル業界は苦戦中のようです。
消費税8%でむかえる2回目の冬ですが、
レジに持って行った商品が「高ッ!!!」ということも多々あります。
思ったよりボディブロー感あります。

なにも消費税だけが上がったわけではなく、
商品の値段が青天井です。

2011年の夏にこれでもか!と$1=77JPYをたたき出して以来、
円はじわりじわりと値を下げつつ2015年の夏には125JPYに
届こうかというところまで下落の一途をたどりました。

円安になると輸入品の値段が上がるのは当然のことで、
だいたいの値上げのタイミングは春と秋。
2012、2013、2014、2015と8回の春秋を過ぎて、
「はぁ?!」と思うほどに商品の値段が上がっていきました。

小売りに携わっていると「こんなのもう便乗値上げじゃん」と思うことも多々あります。
そのうえ消費税転嫁対策特別措置法により2018年3月31日まで外税表記OKです。
そりゃレジに持っていったら「はぁ?!」となるわけです。

暖冬だけど財布の中身が寒い。
しかもユニクロ値上げしているから買わない。
とか、そんな構図なんじゃなかろうか。

そもそも「安くていっぱい色があって定番なカタチ」がウケた商品が、
「そこそこ普通の値段でなんだか流行のカタチ」になったら買わんよね。
東南アジアで高級路線が成功したからその流れにしたかったんかな。

日本発の物ってよその国で高級カテゴリーになってて驚きます。
なにせココイチがデートで行きたいレストランですよ。
大戸屋が高級和食レストランですって?
「日本」ていうブランドは日本人が感じている以上に信頼ある物なのだろうか。

よその国ではどーだか知らんが、
ユニクロはユニクロだし、大戸屋はしょせん大戸屋ですよ、日本では。
あ、ココイチは好き、タイでも食べたけどやっぱ好き。

201601UNIQLO_SouthEast_Asia-3.jpg

タイのユニクロは2011年9月にオープンしました。
2011年の11月にタイに行った時にわたしの友達ディアー君が、
「ユニクロのオープンの日に行って並んで買ったの!」と、
黒いポロシャツを指差して言ってました。

余談だけども、タイ人ってポロシャツ大好きだよね。

790バーツってそんなに安くないよ。
大卒の初任給が15000バーツくらいだそうですから。

製品も中国製のはずですが「日本のメーカー」という信頼と人気はすごい。
そうそう、タイのダイソーは60バーツ(約180円)均一です。
もはや賢い日本人だったら絶対行かない100円均一が!ですよ、
安かろう悪かろうを180円で売っているのに、
信頼と人気とはこれいかに!

それはフォーチューンタウンの通路に店を開いてるガラクタ屋さんで、
パチもんのライトニングケーブルとかSDカードリーダーを買いたいという
わたしの心理に似ているのかな・・・使えればラッキー的な・・・

いや、そうじゃないでしょきっと。
そんな「福袋的なドキドキ」ではなく、
そこには日本製品への信頼と期待と安心があるに違いないのです。

日本人として、それを裏切るような「日本発」はあってはいけない、
あって欲しくない、と思うのです。

日本のユニクロが不振だとかはわりとどうでもよくて、
むしろシンガポールのユニクロでムスリムの女性がかぶるヒジャブを
販売しているというニュースを去年の夏に聞いて、
めっちゃ欲しいそれ!と思いました。

201601UNIQLO_SouthEast_Asia-2.jpg

あぁ、そうか、物の価値というのは自分が決めるものなんだ。
「これは10万円だから良いもの、これは500円だから粗悪なもの」
とは、簡単に言い切れるものではありません。

チェンマイやネパールのマーケットで買った100円ほどのスカーフやマフラーは、
わたしにとってはものすごく価値のあるもので、日本円で100円だったとしても、
手触りや色合い・デザインは6800円ほどのものと同等かそれ以上です。

依然として Made in USA や Made in Germany というのは好きでしょ、日本のみなさん。
どう考えたってガサツ代表みたいなアメリカ人がいまどき良い物作るか?と思うんですが、
「古き良きアメリカ」みたいなの、やっぱ好きですよね。
ペンドルトンのブランケットはやっぱり「いい!」と思ってしまうのは否めません。

目利き。
つまりはそういうことです。

なので、普段から良いものに触れて、良いものの感触を体に覚えさせて、
そして自分に似合うものを手に入れることができる才能を伸ばすこと。コレだ。

どこの国で作られたものであってもかまいません、かまうもんか。
わたしが選んで、わたしが使っているものはステキです。
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