羊が知っている宇宙の秘密 [ + Story Cubes + ]

むかしむかし、あるところに顏の黒い羊がいました。
ある日、羊は顔がさんかくの人間のような、
しかし人間ではないなにかに出会いました。

羊は、ほんの暇つぶしのつもりで顔が三角のなにかと話し始めました。
すると顔が三角のなにかは、
「君が住んでいる星を空よりももっともっと高い遠い場所から見たことがある」
と言うではありませんか。
羊は、顔三角の話を聞いては自分の世界をどんどん広げていきました。

もっともっと顔三角の話を聞きたい羊は、
顔三角がまた次もここへ来れるように、
古墳の上に映えている大きな1本の木を目印にしようと考えました。

その行為を嬉しく思った顔三角も羊にカギのようなものをひとつ渡しました。

顔三角の話すことは、後々に地球と呼ばれる球体のことや、
地球からもっともっと遠い星のことや、宇宙のことでした。
羊だけがずっと未来の地球のことを知ってしまいました。
もうすこしだけ隠しておきたい宇宙人やUFOのことが、
大好きな羊から知れ渡ってしまっては、
もう二度と羊に会えなくなってしまうんじゃないかと思った顔三角は、
羊に渡したカギにちょっとした細工をしたのです。

地球に住む人々が羊のことを考えると、
眠くて眠くてどうしようもなくなってしまうように、と。

羊と宇宙人のはじめての接触は、すごく長い時間のように思えましたが、
亀が石橋を渡りきるほどのちょっとした時間だった様です。

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